交通事故・むちうち

正式には頚椎捻挫、バレー・ルー症候群、神経損傷など言われています。交通事故によって起こるむち打ち症の多くは「頚椎捻挫」あるいは「頸部挫傷」というもので、むち打ち症の約70～80％がこの診断を受けます。

交通事故後、通院しないで放置すると、後にむち打ち症の辛い症状が出てきても、治療費も慰謝料も支払われず後遺障害認定も受けられなくなります。頸椎損傷になった可能性があるならば、交通事故直後(その日か翌日中)に整形外科に行くことが大切です。

スキーやスノーボードでの転倒によって発生することもありますが、多くは交通事故による追突事故で発生します。

むちうちとなった場合、受傷直後は症状が出ないことが多いです。受傷後2～3日が経過してから痛みやしびれを自覚するケースもあります。

そこで追突事故などに遭って首に衝撃を受けたら、自覚症状がなくても一度病院に行き、受診しておくべきです。受診時に異常を確認できず、その後も症状が出なければそのままにして良いですし、もしも数日が経過して症状が出てきたら、継続的に通院して治療を受ける必要があります。

●痛みの除去

ハイボルトと呼ばれる電気刺激で、むちうちによって生じている痛みを取り除きます。ハイボルトでは筋肉の固さや、痛みを発生させている神経を特定するため、早期の改善が期待できます。

また、むちうちの初期には炎症がみられることがありますので、アイシングで炎症の拡大を防ぐことも必要です。

場合によっては頸椎カラー（コルセット）で患部を安静にすることもあります。

受傷直後は、わずかな負荷で痛みが強くなることがありますので、この時期は安静にすることも必要です。
●筋肉のほぐし・運動療法・牽引

症状が落ち着いてきたら、固まった首の筋肉をほぐし機能を回復させるためのリハビリを始めます。また、患部を動かす、または引っ張るなどして可動域の拡大を図ります。
●骨格の矯正

むち打ちによって骨格のゆがみが見られる場合、それらを矯正していきます。痛みの少ないボキボキしないソフトな矯正となっておりますので、安心して受けて頂けます。

その他、交通事故やそれによって生じる痛みの改善に向けての生活指導も行っております。

交通事故による負傷は、まず医師の診断と治療を受けなければ損害賠償請求は行えません。そして完治するまで治療を受け、後遺障害が残ってしまったならば等級認定を受けます。その際、医師の診断がなければ治療費請求や後遺障害認定に支障が出る場合があるので注意が必要です。

ご通院に関して不安なことや、お身体に足して不安なところがありましたら、ぜひ一度、ご相談ください。

※ 交通事故は無料相談も承っております。