頭痛
頭痛は、日本人の約3人に1人は経験したことがあると言われているほど、日常的な症状になります。
頭痛全体の大半を占める「一次性頭痛」から、くも膜下出血などの命にかかわるような病気が原因となっている「二次性頭痛」まで幅広く存在します。
頭痛の3つのタイプ
- ①緊張型頭痛
- ②片頭痛
- ③群発頭痛
頭痛の原因
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①緊張型頭痛
幅広い年代に発生し、慢性頭痛の中でも多くの方を悩ませていると言われているのがこの頭痛です。
圧迫感を伴う頭痛がしばらく続きますが、我慢できないものではないことが多いです。
◆原因
首こりや肩こり、背中の筋肉の緊張に伴う頭痛です。頭痛の中で最も多いもので、締め付けられる感じや重苦しい感じがするといった症状がみられます。
デスクワークやスマホ操作など、長時間同じ姿勢を維持している場合に多く見られ、首や肩、背中回りの筋肉の緊張により側頭部から後頭部に血流が滞ることから頭痛が起こります。
片側に起きても片頭痛とは区別されます。偏頭痛とは違い血流を改善し筋肉の緊張を和らげることで改善します。
ストレスの影響も大きく、過度なストレスにより身体が緊張してしまうことで発生することもあります。
◆痛みの特徴
後頭部を中心に頭全体から首筋にかけて重苦しさを感じたり、締め付けられるような痛みがあります。
頭痛とともに肩こりや眼精疲労、めまいなどの症状が伴うこともあります。
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②片頭痛
若年から中年の女性に多く発生する傾向があります。
個人差はあるものの、緊張型頭痛よりも強い痛みを感じることが多いです。
◆原因
脳の血管が拡張し炎症を起こすことが原因だと言われています。
寝不足や、光や音、ストレス、匂いなどの刺激がきっかけになり、その働きにより血管の拡張や炎症が起こると考えられています。お風呂で温めると余計に痛みが強くなることが多い頭痛です。原因はさまざま考えられ、診断と治療法の選択が難しい頭痛です。
◆痛みの特徴
片側(もしくは両側)のこめかみが「ズキンズキン」と痛む特徴があります。発作的に起きることが多く、痛みが強く吐き気を伴ったりする、とてもつらい頭痛です。
頭痛以外に吐き気を感じることもあります。
週や月に1、2回発作的に発生し、頭痛時には仕事や家事に集中できず日常生活に支障をきたすほどの痛みを感じることもあります。
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③群発頭痛
一次性頭痛の中では、比較的発生頻度の低い頭痛です。若年から中年の男性に多く発生する傾向があり、激しい痛みを伴います。
◆原因
原因は明確になっていませんが、三叉神経周辺の神経の拡張により発生していると考えられています。
男性に多く、疲労の蓄積や、男性ホルモンの異常、寝不足などの不規則な生活、アルコールの摂取などが誘因となることもあり、様々な要因が関与していると考えられています。
◆痛みの特徴
目の奥がズーンと苦しくなるといった症状が多く、頭痛がある期間に集中しておき、痛みが強く日常生活にも支障が出ます。毎日決まった時間、特に夜間に発生することが多く激しい痛みを目の周辺や前頭部に感じます。
頭痛とともに、目の充血や涙、鼻水などを伴うこともあります。
当院の施術方法
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●痛みの除去
ハイボルトと呼ばれる電気刺激で、頭痛によって生じている痛みを取り除きます。ハイボルトでは筋肉の固さや、痛みを発生させている神経を特定するため、早期の改善が期待できます。
①緊張型頭痛では温めるなど筋肉の緊張をほぐす、②片頭痛では患部を冷やし血管の拡張を抑えることで痛みの改善にもつながります。
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●骨格の矯正
頭痛の原因は骨格のゆがみであることが多いです。猫背や骨盤のゆがみ方によって頭痛の出方が決まるケースが多くありますので、頭痛の種類と照らし合わせて矯正を加えていきます。
ゆがんだ骨格を当院独自の姿勢矯正プログラムで矯正を行っていきます。痛みの少ないボキボキしないソフトな矯正となっておりますので、安心して受けて頂けます。
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●骨格の維持
矯正した骨格を維持するためには筋力強化が必要です。骨格を支える筋肉を鍛えることで将来の再発予防を行うことができます。
その他、頭痛やそれによって生じる痛みの改善に向けての生活指導も行っております。
頭痛は、症状が浅いうちに施術をすることをオススメします。特に、③群発頭痛は痛みが強くなる前に対処することが大切です。時間が経つほど、慢性化してしまうため、改善まで時間がかかることが多いです。
お身体に対して不安なところがありましたら、ぜひ一度、ご相談ください。